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精密板金と通常の鈑金の違いはある?

  • 2021.11.19

板金加工には、通常の板金加工の他にも、精密板金と言われるものがあります。通常の板金と精密板金では、何が違うのでしょうか。大きな違いは、完成後の寸法精度の違いと、使用する金属材料の違いです。

通常の板金加工は、板金加工を行う職人の手作業となっている加工方法なので、高い精度ではなく、板金加工が必要な場所やものに対して柔軟に対応するものという特徴がありますが、精密板金は、電子機器の中に入るものなど、精密な製品に使用するものの加工を行うため、抜き加工では、0.05㎜以下、曲げ加工では0.1㎜または、0.2㎜以下という厳しい精度が求められる加工のことを言います。どちらの板金加工が良いというものではなく、板金加工を必要とする製品に適した加工が必要となります。

次に、使用する材料の厚さの違いがあります。通常の板金加工で使用する材料の厚さは、1㎜~6㎜または、10㎜以上が一般的ですが精密板金では、3㎜程度のものもありますが、0.1㎜以下のものが圧倒的に多く繊細な板金加工が求められます。

このように一般的な板金加工と精密板金では、加工の精度や使用する材料の厚さなどの質の違いなどがあり、株式会社和起製作所では、様々な板金工事に対応しています。

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