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精密板金はどのような工程で行われるのかを解説

  • 2021.12.20

株式会社和起製作所では、精密板金の加工などを専門に行っていますが、精密板金はどのような手順で行われていくのかをご存じでしょうか?簡単にですが、精密板金を行う工程について解説していきたいと思います。

まず、実際の精密板金加工を開始する前の工程として、図面の確認と工程設計というものを行います。設計図通りに、できるだけコストダウンできる方法を考えたうえで作業に入っていきます。また、精密板金の図面は、完成された形状となっているため、製造を行ううえで、展開図に変換していくこと必要となります。作業工程と展開図が完成したら、いよいよ作業の開始となります。

金属板を展開図通りに切出す「抜き加工」を行い、抜き加工後に発生した金属の付着物や残留物などを除去し、切り出した部分をキレイな状態にするためのバリ取り、タップ加工などの加工を行います。

 

次に、設計図に合わせた曲げ加工を行い、溶接加工、仕上げ加工と表面処理を行っていきます。精密板金は、完成して終了というのではなく、完成したものが図面通りの寸法や外観になっているのかを確認する検査を経て完成となります。

図面通りに仕上がっているかの確認・検査は、作成中に何度も行われていくので、完成後の検査でNGとなることはありません。

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